こんにちは。ブランド古着のKLDです。
強い日差しがまだまだ気になる季節。
やはり活躍するのは、夏の定番アイテム「麦わら帽子」ですよね。
ラフィア素材を使用した涼しげなファッションアイテムで、ストローハットとも呼ばれます。
麦わら帽子の他にも、パナマ帽や軽くて涼しいペーパーハットなどを使用した、軽くて涼しげな帽子アイテムはとても人気です。
また女性にとって夏の天敵である、紫外線。 UV対策はしっかりと行いたいものですが、ファッションも意識したいのが女心です。
そこで今回は、ファッショナブルな麦わら帽子などを展開しているブランドを、ご紹介したいと思います。
ブランドのラインナップは以下です。
海外ブランドから国内ブランドまで、どれも高く評価されている帽子ブランドを厳選しました。
また各ブランドごとの、人気モデルについても詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい!

引用:fashion-press.net
「Helen Kaminski(ヘレンカミンスキー)」は、1983年にスタートした、オーストラリアのシドニー発のライフスタイルブランド。
手作業を駆使してラフィア(椰子の木の葉)から作り上げる、レディースの麦わら帽子をメインで展開しているのが特徴です。

ハンドメイドのラフィアハット 引用:helenkaminski.co.jp
ブランドの創設者はヘレンマリーカミンスキー(以下、ヘレン)。
現在は、ヘレンさんはビジネスから引退し、アメリカを拠点とするボールマンハットカンパニーがブランドを買収しています。
ブランドの始まりは、ヘレンさんがオーストラリアの暑い日差しから我が子を守るためのラフィアハットを手作りしたことから。
そのデザインがブティックなどで好評で、ファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」の目にも留まり、瞬く間に世界中に広まることとなります。
その後、1993年にアメリカ、1996年には日本へ進出。
2016年3月には東京の表参道ヒルズと東京ミッドタウンに世界初となるコンセプトストアをオープンしました。

引用:fashion-press.net
世界のセレブリティを始め、多くの人に愛されているブランドです。
Helen Kaminskiの商品はこちら

引用:helenkaminski.co.jp
年間を通して人気が高い「Classic 5(クラシック5)」。
創設者のヘレンが、最初に手がけた帽子のデザインで、まさにブランドの原点ともいえるのがこちらのモデルです。
素材には、天然のラフィアを使用し、伝統的な手編みの丁寧な仕事によって作られています。
上質なヘリンボーンのリボンと、ワンポイントのブランドチャームが、シンプルでありつつもエレガントさを見せる、飽きのこないデザインです。

引用:helenkaminski.co.jp
10.5センチある長めブリム(つば)は、フロント部分を少し折り曲げたり、全体を伸ばしたりと、雰囲気を変えて色々なスタイルを楽しめます。
もちろん紫外線対策もばっちりです。
ざっくりと手で編まれたラフィアが夏らしく、気持ちも高まるモデルです。

引用:helenkaminski.co.jp

引用:helenkaminski.co.jp
サマーシーズンに欠かせないヘレンカミンスキーのラフィア帽のモデル「Eudora(ユードラ)」です。
マダガスカル産のラフィア素材を、丁寧なカギ編み(クロッシェ編み)でつなぎ目無く仕上げられたデザイン。
高度な職人技から成る丸みのあるクラウンとシェイプが美しいフォルムです。
また、柔らかさと自然な艶感は、高品質の天然ラフィアならではの特徴といえます。
ブリムの長さは、8センチのレギュラータイプ。
アクセントとなる、ラフィア紐とシルバーメタルの椰子の葉を施したブランドチャームがさりげなく光ります。
ブリムのエッジラインには柔軟性のあるワイヤーが入っており、ブリム形を自在に変えることも。
髪型や服装に合わせてアレンジを楽しめるのがいいですね。
また軽量であるのもラフィア素材ならでは。
気楽に被れる、夏に活躍すること間違いなしのモデルです。

引用:helenkaminski.co.jp
ヘレンカミンスキーのベストセラーモデル「Provence8(プロバンス8)」です。
ラフィア素材を使用して16000以上のステッチが施されている、プロバンス8。
完成までに3日以上かかると言われており、なんとも丁寧な手作業で仕上げられている事がわかります。
デザインは、“ユードラ”同様のすっきりとしたつなぎ目のないシームレスデザインで、ブリム幅は8センチです。

引用:helenkaminski.co.jp
サイズ調整にも使える手撚りのラフィア紐とブランドチャームがアクセントになっており、ブリムはロールアップしたりダウンしたりと、好みのスタイルを変えて楽しめます。
大きく異なるのは、ノンワイヤーである点。
ワイヤーがない事で型崩れすることなく、小さく折りたためます。
引用:helenkaminski.co.jp
持ち運びしやすく旅行のお供にもぴったりのモデルです。

引用:helenkaminski.co.jp
エクアドル産のパナマハットのモデル「Salacia(サラキア)」です。
フェミニンな下向きのブリムとリッチなグラグロンリボンがエレガントで洗練された印象。
クラウンとブリムの周りに縁取ったユニークなパターン模様が特徴的なデザインです。
パナマハットとは、エクアドルでしか栽培されていないトキヤ草という素材を使用したものを指します。
丁寧に編み込まれ、しっかりと目の詰まった仕上がりは、まるで布や皮のような美しい滑らかさです。

引用:helenkaminski.co.jp
ブリム幅は、長めの10センチ。
紫外線カット率は約70%と言われ、長いブリムはエレガントな印象を与えるだけでなく、しっかりと紫外線をカットもしてくれます。
さらにインナーバンドで、フィット感の調節も可能です。
優雅なデザインでありながらも、安定した装着感と実用性も合わせ持った、上質なモデルです。

引用:bshop-inc.com
「mature ha.(マチュアーハ)」は、2004年に兵庫県神戸で誕生した日本のブランド。
かぶり心地や素材感にこだわり、無駄な装飾を省いたシンプルなデザインで、形やかぶり方を自在に表現できる自由度の高さが特徴です。
「帽子をあたりまえにかぶる生活を知ってほしい、たのしんでほしい」という想いから生まれた、マチュアーハ。
ブランドのデザイナーは、高田雅之さんとユキさんのご夫婦です。

デザイナーの高田雅之さん・ユキさん 引用:laboratorio.jp
二人が開店した、帽子のセレクトショップ「The “mature” hat shop」と同じ名前のオリジナルブランドとして誕生したのが始まり。
2011年に、ブランド名をマチュアーハに改名し、本格的に販売をスタートさせました。
現在は、本社と同ビル内にあるアトリエショップをはじめ、ポップアップショップや、ECサイト、セレクトショップなどで販売をし、日常を少し豊かにする“新しい帽子”を提案しています。
熟練した職人がひとつひとつ編み上げるジャパンメイドの帽子は、カジュアルスタイルを始めとしたファッション好きの女性を中心に、高い人気を誇っています。

引用:miyako.com
マチュアーハはシリーズごとに多くのデザイン展開をしており、ショップやECサイトによっても取り扱いモデルが様々異なるようです。
シリーズ別に、代表的な人気モデルをご紹介していきたいと思います。
mature ha.の商品はこちら


引用:mature-kobe.com
“マチュアーハと言えば”な、代表的なシリーズ“BOXED HAT”のモデル「pepar 11cm brim(ペーパー 11センチブリム)」です。
サイドのリボンが、女性らしさを引き立てています。
デザイナーの高田夫妻が、「ストローハットのように立体的で形のある帽子をもっと気軽に楽しめないか」という想いで生まれたのが、ボックスハット。
シリーズ名に“BOX”とあるように、箱に収まるように作られたのがこのシリーズです。
高さ5cmほどの平たくコンパクトな箱に“折り”を加えた帽子がぴったり収まった状態で販売されていることでもよく知られています。
引用:mature-kobe.com
こちらのモデルはペーパー素材、いわゆる紙繊維を使用しています。
さらりとした被り心地で、軽やかな帽子素材であることが特徴です。
人気の定番シリーズなだけあり、ブリム幅や素材違いなど様々展開していますが、長めの11センチブリムのペーパー素材のモデルが一番人気。
つばを折り曲げて、ナチュラルに被るのがおすすめです。
実際に箱から出して被ってみると、箱型の折りじわが味わいのように感じ、折りじわえさえもよい雰囲気。
まさに気軽に楽しめる帽子です。


引用:mature-kobe.com
rape hat(ジュートドレープハット)」。
シンプルでありながら、細部にまでこだわったモデルです。
特徴的なのは、頭部にあしらったオーガニックコットンのドレープのデザインです。
縫製の時にねじられて取り付けることで、自然な動きのあるドレープが優しい雰囲気を魅せています。
またドレープ部分が伸縮することで、抜群のフィット感です。
ブリムは6.5センチの実用性あるレギュラーサイズです。
ハリのあるブリムは垂れ下がることがなく、理想的なフォルムをキープしてくれます。
引用:mature-kobe.com
また全体的に非常に軽量で、帽子を被るわずらわしさを感じないほど。
ジュートならではの通気性や、コンパクトに折りたたむこともできることから、夏のお出かけに最適です。
価格は1万円台と、マチュアーハのモデルの中でも比較的お値打ちな価格と言えるモデルでもあります。
キャップタイプも 引用:mature-kobe.com

引用:mature-kobe.com
ここまでのマチュアーハのハットとは少し表情が異なる、ラグジュアリーなモデルをご紹介します。
ナチュラルな優しいカラーで、ぐるりと帽子にあしらったリボンが上品なデザインです。
ブリムの長さは、7.5センチ。
形は、頭頂部のトップとブリムがどちらも平らになった“キャノチエタイプ”で、日本では“カンカン帽”の愛称でも親しまれているのがこの形です。
引用:mature-kobe.com
艶感のある滑らかな帽子本体の素材はエクアドルのパナマ草を使用しています。
またデザインのアクセントとなるリボンの素材は、カウハイドを使用。
カウハイドとは、生後2年を経過した牝牛の皮で、雄牛に比べ皮の厚さは薄く、ほどよい柔らかさのある丈夫な素材です。
アクセントとしてカウハイドのリボンをあしらうことで、しっとりと落ち着いた雰囲気の持った、マチュアーハの贅沢仕様のモデルです。

引用:instagram.com
「ATHENA NEW YORK(アシーナニューヨーク)」は、1996年にアメリカニューヨークにてスタートした帽子ブランド。
花や果物、自然の風景などからインスピレーションを受けたモチーフが多く、シンプルでありながら洗練された美しいデザインが特徴です。
ブランド名は、ギリシャ神話で芸術や工芸、知恵の女神とされる“Athena(アシーナ)”が由来で、ニューヨークで始めたことから付けられました。
デザイナーは、日本人の大田祐子(オオタユウコ)さんです。
大田さんは、インテリアコーディネーターとして東京で活躍した後、1992年にニューヨークへ渡米。
ファッション工科大学(FIT)でファッションビジネスを学び、その知識と独自のセンスを生かしてブランドを立ち上げました。
1997年に、ニューヨークタイムズ紙に取り上げられたことで、知名度が一気に上がったようです。
2004年からは東京に拠点を移し、セレクトショップや百貨店、ECサイトなどで販売。

Athena New York公式Instagramより引用:instagram.com
見た目の美しさだけでなく、被りやすさと実用性も高い評価で、幅広い女性世代に支持されているブランドです。
アシーナニューヨークのアイテムは、ペーパー素材をメインに使用しています。
またブランドスタートから、それぞれのアイテムにイメージする名前を付けており、ネーミングとアイテムがぴったりで、毎シーズン名指しでリクエストされることも多いのだそうです。
モデルごとの名付けの由来にもご注目下さい!
ATHENA NEW YORKの商品はこちら
引用:athenanewyork.com
アシーナニューヨークのアイコンとも言えるペーパーハット「Risako (リサコ)」。
発売当初からヨーロッパでも日本でも人気で、当時は印象的なリボンの装飾が画期的だと話題を呼んだ定番のモデルです。
ブリムの長さは11.5センチ。
長めに設定されたつばと、75ミリ幅の大きな艶のあるグログランリボンが特徴的な、女性らしさ溢れるデザインです。
引用:athenanewyork.com
お客さんの娘さんから名前をもらったという“リサコ”。
その女性がまだ妊娠中だった時「よかったら私の娘の名前をつけてほしい」と言われ、生まれた赤ちゃんと同じモデルネームとしました。
ブランドとファンとの繋がりを感じる、暖かいエピソードです。(ちなみにリサコさんは今、大人になっているそうです)
毎年新しいリボンカラーが展開され、いくつもコレクションする人がいるほど愛されています。
引用:athenanewyork.com
10年以上のロングセラーを誇るモデル「Kimberly(キンバリー)」。
つばの長いキャペリン型の、リサコに続く人気のペーパーハットのモデルです。
デザインの特徴となるのは、アシーナニューヨークらしいリボンの装飾と、リボンと同色のグログランテープで縁取ったブリムです。(ブリム幅11.5センチ)
モデル名は、デザイナーの大田さんがニューヨークで働いていた時の広報担当の女性から付けられました。
いつも爽やかな笑顔で挨拶をする、赤毛ショートヘアのおしゃれな人だったそうです。
キンバリーは、アクセントとなるリボンがポイント的に付けられおり、被り方次第で雰囲気の変化を楽しめるのが大きな魅力。
フロントリボンならかわいらしく、サイドリボンならスタイリッシュに。
リボンを後ろ側に回すのもおすすめです。
実際に被ってみるとリボンはさほど大きく感じず程よい大人のキュートさ。
気分によって、異なるスタイルを演出できるのも、人気の理由です。
引用:athenanewyork.com
クラウン(帽子の高さ)が少し高めに設定された「Camila (カミラ)」。
メンズライクな中折れ型の定番のモデルです。
シャープな帽子本体に、グログランリボンをぐるりとラウンドさせ、サイドでリボンを形作って結んだマニッシュなデザイン。
男性らしい形ながらも、艶のあるリボンの装飾で落ち着いた女性らしさも兼ね備えています。
引用:t-fashion.jp
“カミラ”はヨーロッパ系の女性のポピュラーな名前で、“高貴”や“気高い”といった意味。 ハンサムな見た目を持つこのモデルにぴったりです。
今でこそ定番になっているカミラ。
発表した当初「ブランドのイメージと合っていないのでは」と厳しい声もあったようですが、じわじわ人気が広がり、結果的に人気モデルとなりました。
メンズライクのカミラなら、フェミニンなワンピーススタイルやデニムなどのカジュアルなスタイルまで、幅広く活躍します。
ぜひ、お気に入りのハットを探してみてくださいね!
販売中のハット一覧はこちら
ありがとうございました!
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強い日差しがまだまだ気になる季節。
やはり活躍するのは、夏の定番アイテム「麦わら帽子」ですよね。
ラフィア素材を使用した涼しげなファッションアイテムで、ストローハットとも呼ばれます。
麦わら帽子の他にも、パナマ帽や軽くて涼しいペーパーハットなどを使用した、軽くて涼しげな帽子アイテムはとても人気です。
また女性にとって夏の天敵である、紫外線。 UV対策はしっかりと行いたいものですが、ファッションも意識したいのが女心です。
そこで今回は、ファッショナブルな麦わら帽子などを展開しているブランドを、ご紹介したいと思います。
ブランドのラインナップは以下です。
- Helen Kaminski / ヘレンカミンスキー
- mature ha. / マチュアーハ
- ATHENA NEW YORK / アシーナニューヨーク
海外ブランドから国内ブランドまで、どれも高く評価されている帽子ブランドを厳選しました。
また各ブランドごとの、人気モデルについても詳しくご紹介します。
ぜひ参考にしてみて下さい!
Helen Kaminski / ヘレンカミンスキー

引用:fashion-press.net
「Helen Kaminski(ヘレンカミンスキー)」は、1983年にスタートした、オーストラリアのシドニー発のライフスタイルブランド。
手作業を駆使してラフィア(椰子の木の葉)から作り上げる、レディースの麦わら帽子をメインで展開しているのが特徴です。

ハンドメイドのラフィアハット 引用:helenkaminski.co.jp
ブランドの創設者はヘレンマリーカミンスキー(以下、ヘレン)。
現在は、ヘレンさんはビジネスから引退し、アメリカを拠点とするボールマンハットカンパニーがブランドを買収しています。
ブランドの始まりは、ヘレンさんがオーストラリアの暑い日差しから我が子を守るためのラフィアハットを手作りしたことから。
そのデザインがブティックなどで好評で、ファッション誌「VOGUE(ヴォーグ)」の目にも留まり、瞬く間に世界中に広まることとなります。
その後、1993年にアメリカ、1996年には日本へ進出。
2016年3月には東京の表参道ヒルズと東京ミッドタウンに世界初となるコンセプトストアをオープンしました。

引用:fashion-press.net
世界のセレブリティを始め、多くの人に愛されているブランドです。
Helen Kaminskiの商品はこちら
Classic 5(クラシック5) 30,800円


引用:helenkaminski.co.jp
年間を通して人気が高い「Classic 5(クラシック5)」。
創設者のヘレンが、最初に手がけた帽子のデザインで、まさにブランドの原点ともいえるのがこちらのモデルです。
素材には、天然のラフィアを使用し、伝統的な手編みの丁寧な仕事によって作られています。
上質なヘリンボーンのリボンと、ワンポイントのブランドチャームが、シンプルでありつつもエレガントさを見せる、飽きのこないデザインです。

引用:helenkaminski.co.jp
10.5センチある長めブリム(つば)は、フロント部分を少し折り曲げたり、全体を伸ばしたりと、雰囲気を変えて色々なスタイルを楽しめます。
もちろん紫外線対策もばっちりです。
ざっくりと手で編まれたラフィアが夏らしく、気持ちも高まるモデルです。
Eudora(ユードラ) 30,800円

引用:helenkaminski.co.jp

引用:helenkaminski.co.jp
サマーシーズンに欠かせないヘレンカミンスキーのラフィア帽のモデル「Eudora(ユードラ)」です。
マダガスカル産のラフィア素材を、丁寧なカギ編み(クロッシェ編み)でつなぎ目無く仕上げられたデザイン。
高度な職人技から成る丸みのあるクラウンとシェイプが美しいフォルムです。
また、柔らかさと自然な艶感は、高品質の天然ラフィアならではの特徴といえます。
ブリムの長さは、8センチのレギュラータイプ。
アクセントとなる、ラフィア紐とシルバーメタルの椰子の葉を施したブランドチャームがさりげなく光ります。
ブリムのエッジラインには柔軟性のあるワイヤーが入っており、ブリム形を自在に変えることも。
髪型や服装に合わせてアレンジを楽しめるのがいいですね。
また軽量であるのもラフィア素材ならでは。
気楽に被れる、夏に活躍すること間違いなしのモデルです。
Provence 8(プロバンス8) 33,000円


引用:helenkaminski.co.jp
ヘレンカミンスキーのベストセラーモデル「Provence8(プロバンス8)」です。
ラフィア素材を使用して16000以上のステッチが施されている、プロバンス8。
完成までに3日以上かかると言われており、なんとも丁寧な手作業で仕上げられている事がわかります。
デザインは、“ユードラ”同様のすっきりとしたつなぎ目のないシームレスデザインで、ブリム幅は8センチです。

引用:helenkaminski.co.jp
サイズ調整にも使える手撚りのラフィア紐とブランドチャームがアクセントになっており、ブリムはロールアップしたりダウンしたりと、好みのスタイルを変えて楽しめます。
大きく異なるのは、ノンワイヤーである点。
ワイヤーがない事で型崩れすることなく、小さく折りたためます。

引用:helenkaminski.co.jp
持ち運びしやすく旅行のお供にもぴったりのモデルです。
Salacia(サラキア) 39,600円


引用:helenkaminski.co.jp
エクアドル産のパナマハットのモデル「Salacia(サラキア)」です。
フェミニンな下向きのブリムとリッチなグラグロンリボンがエレガントで洗練された印象。
クラウンとブリムの周りに縁取ったユニークなパターン模様が特徴的なデザインです。
パナマハットとは、エクアドルでしか栽培されていないトキヤ草という素材を使用したものを指します。
丁寧に編み込まれ、しっかりと目の詰まった仕上がりは、まるで布や皮のような美しい滑らかさです。

引用:helenkaminski.co.jp
ブリム幅は、長めの10センチ。
紫外線カット率は約70%と言われ、長いブリムはエレガントな印象を与えるだけでなく、しっかりと紫外線をカットもしてくれます。
さらにインナーバンドで、フィット感の調節も可能です。
優雅なデザインでありながらも、安定した装着感と実用性も合わせ持った、上質なモデルです。
mature ha. / マチュアーハ

引用:bshop-inc.com
「mature ha.(マチュアーハ)」は、2004年に兵庫県神戸で誕生した日本のブランド。
かぶり心地や素材感にこだわり、無駄な装飾を省いたシンプルなデザインで、形やかぶり方を自在に表現できる自由度の高さが特徴です。
「帽子をあたりまえにかぶる生活を知ってほしい、たのしんでほしい」という想いから生まれた、マチュアーハ。
ブランドのデザイナーは、高田雅之さんとユキさんのご夫婦です。

デザイナーの高田雅之さん・ユキさん 引用:laboratorio.jp
二人が開店した、帽子のセレクトショップ「The “mature” hat shop」と同じ名前のオリジナルブランドとして誕生したのが始まり。
2011年に、ブランド名をマチュアーハに改名し、本格的に販売をスタートさせました。
現在は、本社と同ビル内にあるアトリエショップをはじめ、ポップアップショップや、ECサイト、セレクトショップなどで販売をし、日常を少し豊かにする“新しい帽子”を提案しています。
熟練した職人がひとつひとつ編み上げるジャパンメイドの帽子は、カジュアルスタイルを始めとしたファッション好きの女性を中心に、高い人気を誇っています。

引用:miyako.com
マチュアーハはシリーズごとに多くのデザイン展開をしており、ショップやECサイトによっても取り扱いモデルが様々異なるようです。
シリーズ別に、代表的な人気モデルをご紹介していきたいと思います。
mature ha.の商品はこちら
BOXED HAT (ボックスハット)シリーズ/paper 11cm brim (ペーパー 11センチブリム) 20,900円


引用:mature-kobe.com
“マチュアーハと言えば”な、代表的なシリーズ“BOXED HAT”のモデル「pepar 11cm brim(ペーパー 11センチブリム)」です。
サイドのリボンが、女性らしさを引き立てています。
デザイナーの高田夫妻が、「ストローハットのように立体的で形のある帽子をもっと気軽に楽しめないか」という想いで生まれたのが、ボックスハット。
シリーズ名に“BOX”とあるように、箱に収まるように作られたのがこのシリーズです。
高さ5cmほどの平たくコンパクトな箱に“折り”を加えた帽子がぴったり収まった状態で販売されていることでもよく知られています。

こちらのモデルはペーパー素材、いわゆる紙繊維を使用しています。
さらりとした被り心地で、軽やかな帽子素材であることが特徴です。
人気の定番シリーズなだけあり、ブリム幅や素材違いなど様々展開していますが、長めの11センチブリムのペーパー素材のモデルが一番人気。
つばを折り曲げて、ナチュラルに被るのがおすすめです。
実際に箱から出して被ってみると、箱型の折りじわが味わいのように感じ、折りじわえさえもよい雰囲気。
まさに気軽に楽しめる帽子です。
JUTE HAT (ジュートハット)シリーズ/jute drape hat(ジュートドレープハット) 14,300円


引用:mature-kobe.com
rape hat(ジュートドレープハット)」。
シンプルでありながら、細部にまでこだわったモデルです。
特徴的なのは、頭部にあしらったオーガニックコットンのドレープのデザインです。
縫製の時にねじられて取り付けることで、自然な動きのあるドレープが優しい雰囲気を魅せています。
またドレープ部分が伸縮することで、抜群のフィット感です。
ブリムは6.5センチの実用性あるレギュラーサイズです。
ハリのあるブリムは垂れ下がることがなく、理想的なフォルムをキープしてくれます。

また全体的に非常に軽量で、帽子を被るわずらわしさを感じないほど。
ジュートならではの通気性や、コンパクトに折りたたむこともできることから、夏のお出かけに最適です。
価格は1万円台と、マチュアーハのモデルの中でも比較的お値打ちな価格と言えるモデルでもあります。

PANAMA HAT (パナマハット)シリーズ/cuenca panama hat(クエンカパナマハット) 49,500円


ここまでのマチュアーハのハットとは少し表情が異なる、ラグジュアリーなモデルをご紹介します。
ナチュラルな優しいカラーで、ぐるりと帽子にあしらったリボンが上品なデザインです。
ブリムの長さは、7.5センチ。
形は、頭頂部のトップとブリムがどちらも平らになった“キャノチエタイプ”で、日本では“カンカン帽”の愛称でも親しまれているのがこの形です。

艶感のある滑らかな帽子本体の素材はエクアドルのパナマ草を使用しています。
またデザインのアクセントとなるリボンの素材は、カウハイドを使用。
カウハイドとは、生後2年を経過した牝牛の皮で、雄牛に比べ皮の厚さは薄く、ほどよい柔らかさのある丈夫な素材です。
アクセントとしてカウハイドのリボンをあしらうことで、しっとりと落ち着いた雰囲気の持った、マチュアーハの贅沢仕様のモデルです。
ATHENA NEW YORK/ アシーナニューヨーク

引用:instagram.com
「ATHENA NEW YORK(アシーナニューヨーク)」は、1996年にアメリカニューヨークにてスタートした帽子ブランド。
花や果物、自然の風景などからインスピレーションを受けたモチーフが多く、シンプルでありながら洗練された美しいデザインが特徴です。
ブランド名は、ギリシャ神話で芸術や工芸、知恵の女神とされる“Athena(アシーナ)”が由来で、ニューヨークで始めたことから付けられました。
デザイナーは、日本人の大田祐子(オオタユウコ)さんです。
大田さんは、インテリアコーディネーターとして東京で活躍した後、1992年にニューヨークへ渡米。
ファッション工科大学(FIT)でファッションビジネスを学び、その知識と独自のセンスを生かしてブランドを立ち上げました。
1997年に、ニューヨークタイムズ紙に取り上げられたことで、知名度が一気に上がったようです。
2004年からは東京に拠点を移し、セレクトショップや百貨店、ECサイトなどで販売。

Athena New York公式Instagramより引用:instagram.com
見た目の美しさだけでなく、被りやすさと実用性も高い評価で、幅広い女性世代に支持されているブランドです。
アシーナニューヨークのアイテムは、ペーパー素材をメインに使用しています。
またブランドスタートから、それぞれのアイテムにイメージする名前を付けており、ネーミングとアイテムがぴったりで、毎シーズン名指しでリクエストされることも多いのだそうです。
モデルごとの名付けの由来にもご注目下さい!
ATHENA NEW YORKの商品はこちら
Risako (リサコ) 25,300円

アシーナニューヨークのアイコンとも言えるペーパーハット「Risako (リサコ)」。
発売当初からヨーロッパでも日本でも人気で、当時は印象的なリボンの装飾が画期的だと話題を呼んだ定番のモデルです。
ブリムの長さは11.5センチ。
長めに設定されたつばと、75ミリ幅の大きな艶のあるグログランリボンが特徴的な、女性らしさ溢れるデザインです。

お客さんの娘さんから名前をもらったという“リサコ”。
その女性がまだ妊娠中だった時「よかったら私の娘の名前をつけてほしい」と言われ、生まれた赤ちゃんと同じモデルネームとしました。
ブランドとファンとの繋がりを感じる、暖かいエピソードです。(ちなみにリサコさんは今、大人になっているそうです)
毎年新しいリボンカラーが展開され、いくつもコレクションする人がいるほど愛されています。
Kimberly(キンバリー) 29,700円

10年以上のロングセラーを誇るモデル「Kimberly(キンバリー)」。
つばの長いキャペリン型の、リサコに続く人気のペーパーハットのモデルです。
デザインの特徴となるのは、アシーナニューヨークらしいリボンの装飾と、リボンと同色のグログランテープで縁取ったブリムです。(ブリム幅11.5センチ)
モデル名は、デザイナーの大田さんがニューヨークで働いていた時の広報担当の女性から付けられました。
いつも爽やかな笑顔で挨拶をする、赤毛ショートヘアのおしゃれな人だったそうです。
キンバリーは、アクセントとなるリボンがポイント的に付けられおり、被り方次第で雰囲気の変化を楽しめるのが大きな魅力。
フロントリボンならかわいらしく、サイドリボンならスタイリッシュに。
リボンを後ろ側に回すのもおすすめです。
実際に被ってみるとリボンはさほど大きく感じず程よい大人のキュートさ。
気分によって、異なるスタイルを演出できるのも、人気の理由です。
Camila (カミラ) 27,500円

クラウン(帽子の高さ)が少し高めに設定された「Camila (カミラ)」。
メンズライクな中折れ型の定番のモデルです。
シャープな帽子本体に、グログランリボンをぐるりとラウンドさせ、サイドでリボンを形作って結んだマニッシュなデザイン。
男性らしい形ながらも、艶のあるリボンの装飾で落ち着いた女性らしさも兼ね備えています。

“カミラ”はヨーロッパ系の女性のポピュラーな名前で、“高貴”や“気高い”といった意味。 ハンサムな見た目を持つこのモデルにぴったりです。
今でこそ定番になっているカミラ。
発表した当初「ブランドのイメージと合っていないのでは」と厳しい声もあったようですが、じわじわ人気が広がり、結果的に人気モデルとなりました。
メンズライクのカミラなら、フェミニンなワンピーススタイルやデニムなどのカジュアルなスタイルまで、幅広く活躍します。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございます! 暑い夏、おしゃれに紫外線を避けることができるストローハットはコーディネートに合わせていくつ持っていても良さそうですよね。ぜひ、お気に入りのハットを探してみてくださいね!
販売中のハット一覧はこちら
ありがとうございました!
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